新規事業を立ち上げる際、まとまった資金が必要となり、ビジネスローンを利用する企業は多いですが、金利が高めなので、負担に感じるケースがあります。
そんなときにおすすめなのがビジネスローンの借り換えです。
今回はビジネスローンの借り換え先について解説します。
ビジネスローンの借り換え先は?
- 銀行融資
- 日本政策金融公庫
- 現在利用しているのとは別のビジネスローン
- 有担保ローン
銀行融資
銀行融資は金利が低いのが魅力です。
銀行融資の審査は非常に厳しいですが、ある程度実績のある企業であれば審査に通る可能性があります。
銀行融資の審査には数か月かかるケースがあるので、早めに申し込むことが大切です。
日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は借り換え先の候補にはなりますが、通常借り換え先として利用することはできません。
しかし、災害などの理由があり、経営状況が厳しくなった場合は、「公庫融資借換特例制度」により対応可能なケースがあります。
しかし、利用するには条件があるので、全ての企業が利用できるわけではありません。
現在利用しているのとは別のビジネスローン
ビジネスローンは比較的金利が高めなので、借り換え先としてはおすすめできません。
しかし、現在利用しているビジネスローンよりも金利が安いビジネスローンであれば借り換える価値があるケースもあります。
ビジネスローンからビジネスローンへの借り換えに関しては、大幅に金利を下げるのは難しいですが、融資額を増やすことで金利が下がる可能性があります。
しかし、借り入れ額が増えると、返済負担が増えるので、事前に返済計画まで立てておくことが大切です。
また、それほど金利差のないビジネスローンへの借り換えは諸経費の影響が大きくなるので注意が必要です。
有担保ローン
有担保ローンは文字通り担保を提供する必要があります。
その分、審査は通りやすくなっていますし、借り入れ限度額も大きいケースが多いです。
低金利で借り入れができますし、長期の返済も可能なので、負担は小さくなります。
しかし、返済能力がない場合、担保を失う可能性があるので注意が必要です。
借り入れ先の知識をつけ、借り入れを利用しよう
借り入れを行う場合は借り入れ先の知識を持っておくことが大切です。
借り入れは効率的な資金調達の強い味方になるのです。